米利上げの副作用も考慮すべき局面

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■注目されていたG7財務相会合では、通貨安競争を回避する
ことで原則一致したものの、財政出動に関しては合意を得られなかった
ことは、サプライズの材料にもなっていません。

また、伊勢志摩サミットでも基本的にこのG7の延長線上で
行われるので、ドル円にとってのサプライズ材料にはならないと
考えています。


■先週はFOMC議事録が市場の想定よりタカ派だったとされる
内容がサプライズで、他のメンバーもそれに合わせるように鼻息が
荒くなってきています。

今週は、27日にイエレン議長のスピーチが予定されていますが、
その利上げに対するトーンがどの程度高くなったのかに注目しています。
前向きなコメントが出るようであればドル買いに拍車がかかる
可能性もありますが、前回のFOMCでも利上げを見送っている理由、
つまり、不安定な金融市場や米国のインフレ事情が未解決なだけに、
簡単にイエレン議長のイメージがひっくり返るとは思えないと
みています。

その点を考慮すると今回も利上げ観測で買って、6月のFOMCで
売るといった展開をイメージしています。


■利上げを行うことでの副作用も考えるべきだと思っています。

それは米ドルが独歩高になる可能性が高く、逆にドル建て商品が
割高となり、特にコモディティが売られやすい環境が出始めます。

原油価格は1バレル50ドルを目前にしているだけに、水を差しかねず、
その影響で株式市場も反落する恐れすらありそうです。

そして、最大のポイントと考えているのがこのIMM日本円のファンド
ポジションです。
短期的にも底打ちしたと見るのであれば多少でもポジションに変化は
ありそうですが、全くその兆候がみられていません・・。

その点を考慮すると、やはり基本スタンスは売りと考えています。





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FXニュース | 2016-05-23(Mon) 12:25:28 | トラックバック:(0) | コメント:(0)
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